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ようこそ、谷口(俊)研究室へ
DNA修復とガン
「ゲノム不安定性」はガンの特徴の一つです。ゲノム不安定性があると細胞が変異を蓄積しやすくなり、その結果、悪性化(ガン化)が促進されます。ガンにおけるゲノム不安定性の要因の一つとして、DNA修復・DNA損傷応答の異常があげられます。一方、ガン細胞でのDNA修復・DNA損傷応答の異常は抗がん剤への感受性を高める要因になります。ですから、ガンという病気を理解し、より優れたガンの診断・治療のストラテジーを開発するためには、DNA修復・DNA損傷応答のしくみを解明することがとても重要なのです。
私たちの研究室では、
- DNA修復・DNA損傷応答のメカニズムを分子生物学的に解明する、
- DNA修復・DNA損傷応答のガンや遺伝性疾患への関与を明らかにし、それを診断・治療に役立てる、
ことを長期的な目標として研究を行っています。
DNA修復・DNA損傷応答のメカニズムとして私たちは
- ファンコニ貧血-BRCA経路(Fanconi anemia-BRCA pathway (FA-BRCA pathway))
- DGCR8-mediated UV response pathway.
の二つに特に興味を持っています。
– News –
2017.7.6 | 研究室のホームページを開設しました。 |
2016.10.1 | 谷口(俊)研究室が発足しました。 |